新築の分譲マンションや一戸建などのマイホーム。
新築の賃貸マンションやアパートなどの貸家。
毎年、数多くの新築物件が供給されています。
新築マイホーム、確かに響きが良くて世間一般では憧れですよね。
賃貸物件でも新築はきれいで気持ちが良いです。
私も過去、新築賃貸マンションに住んだことがありますし、
数年前に賃貸マンションを新築しましたので良くわかります。
分譲マンションのデータ。
↓
分譲も賃貸も同様ですが、
新築物件は総戸数の割合からしたら圧倒的に少数。
当たり前ですが、ほとんどの供給物件が「中古」です。
私も築20年や30年、中には築60年超えの物件も所有していますが、
これからはじめる大家さん予備軍の方に良く言われることがあります。
「設備が壊れて入居者クレームとか大変でないですか?」
「断熱性能が新築より劣ってますよね?カビとか発生しませんか?」
「築が古くなると客付け厳しくなりませんか?」
新築と比較したら、確かに真っ当な意見ですが、、、
「設備が壊れて入居者クレームとか大変でないですか?」
→設備はいつか壊れる物なので、壊れたらなおせば大丈夫
→(新築に比べ)設備なりの家賃設定になっています
「断熱性能が新築より劣ってますよね?カビとか発生しませんか?」
→新築よりはカビ発生しやすいでしょう
→(新築に比べ)断熱性能なりの家賃設定になっています
「築が古くなると客付け厳しくなりませんか?」
→(新築に比べ)築年数なりの家賃設定になっています
新築信仰は何でも新築と同じ条件で比較してしまう悪い癖ですね。
世の中のほとんどの賃借人がそれぞれ、
住居に対する価値観に応じて新築や中古物件を選んで住んでます。
そして、ほとんどの賃借人は家賃なりの設備・快適性を理解して住んでます。
最新設備や快適性を求める方はその分高い家賃を払って新築に住むわけです。
だから新築信仰で全ての物件グレードを比較するのは全く意味ないですね。
利便性や快適性の住環境と家賃設定は、
ある程度比例していることを改めて家主は理解する必要があります。
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