オフィス仲介大手の三鬼商事が9日発表した
8月末時点の東京都心5区のオフィス平均空室率。
6.31%だったとか。
18カ月連続で悪化しているそうです。
在宅勤務の定着によるオフィス縮小や拠点集約が続き、
空室率の上昇傾向は変わらなかったと結論付けています。
確かに大阪でも、大企業を中心にオフィスの解約が続いています。
賃貸人である不動産会社はもちろん痛手ですが、
さらに痛手なのは、周辺で事業を営んでいる方々ではと思います。
レストランや食堂、飲み屋、その他娯楽施設などの店です。
オフィスから人が消え、昼休みも会社帰りの時間も閑散状態。
オフィス街のこれらコバンザメ商法が消滅。
閉店ラッシュが続いているための空室率が上昇していると思います。
コロナが収まれば元に戻るという意見もあります。
確かに過剰に反応した部分は揺り戻しがあるでしょう。
しかし、『日常を取り戻す』という言葉にはもう違和感を覚えます。
アフターコロナでは『新しい日常を迎える』が正解かなと。
世界的に見れば不動産価格は上昇しているので、
日本だけが下がり続けるとは思えませんが、都心部の新しい需要は何か。
需給関係で相場が決まってくるのかなと思います。

人気ブログランキング
【脱サラ大家日記の最新記事】