経営危機に陥った中国恒大集団。
連日報道されています。
恒大から債務保証を受けた企業まで満期を迎えた社債の支払いを行わず、
デフォルト(債務不履行)に陥る恐れが浮上しているとか。
このまま社債の償還が実行されなければ、
支払いを保証している恒大までデフォルトと見なされる可能性があります。
連日の中国恒大関連の報道を目にすると、
2008年のリーマンショック前の雰囲気を思い出します。
あの時も、小出しで連日ニュースになっていたな〜。
安堵と不安の繰り返しが行われた後にクラッシュ。
専門家は、リーマンのようにはならないと言う意見が多いです。
なぜならば中国は日本のバブルを研究したから・・・だとか。
33兆の債務がある会社。
債務超過をなかった事にするなんて簡単ではないですからね。
リーマンショックの時も、
「あれは対岸の火事だから関係ない」って言ってた専門家が沢山いたなあ〜。

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【脱サラ大家日記の最新記事】
>なぜならば中国は日本のバブルを研究したから・・・だとか。
私は2003年5月から中国株に投資をしているので分かるのですが、中国政府は不動産業に対して総量規制を現在行っています。
あの、日本のバブル経済崩壊の引き金となった旧大蔵省が行った総量規制と同じようなものです。
中国政府が行っている総量規制には、金融機関が不動産業に融資ができる条件がありますが、現在多くの中国の不動産会社がその条件から外れているため金融機関から新たに融資を受けられない状況です。
そのため、中国恒大は金融機関から新たに融資を受けることができずに運転資金が枯渇しています。
中国恒大の影響がどこまで大きくなるのか、現時点では予測できませんが、少なくとも中国経済には多大な悪影響を受ける可能性が高いと言えます。
中国政府は、日本のバブル経済崩壊を全く研究できていないと言わざる得ない現実があります。
そのような事もあって私は保有しているほとんどの中国株を売却しました。
詳細なご意見ありがとうございます^^
勉強になります〜。
中国関連の手じまいはリスクヘッジの観点から正解なんでしょうね。