木造3階建て住宅の高さ規制が緩和されるようです。
3階建て木造住宅、規制緩和で建てやすく
省エネ住宅普及を後押し11/24(水)読売新聞オンライン
政府は省エネ性能の高い木造建築物を増やすため、建築基準法の規制を緩和する方針を固めた。
脱炭素化の取り組みの一環として、3階建て木造住宅を建てやすくするため、建物の高さ制限を緩め、行政手続きやコストの負担を減らす。
来年の通常国会に同法改正案を提出する。
現行の建築基準法は、高さ13メートルまたは軒の高さが9メートルを超える木造住宅に、追加の手続きを求めている。
追加手続きには、専門家による安全性の解析が新たに求められ、数十万円程度のコストがかかる。
政府はこの規制を16メートル超に緩和する方針だ。
近年の戸建て住宅は、高断熱・高気密の省エネ性能を追求しており、
以前よりも建物が高くなる傾向にある。
床に断熱材を敷いたり、
天井裏に換気用の管を設けたりする必要があるためだ。
国土交通省の試算によると、通常の3階建て住宅の高さは平均12.9メートルだが、省エネ住宅の場合は同15.5メートルになると見込まれる。
地価の高い大都市部では少しでも居住面積を確保しようと、3階建ての一軒家を建てる需要が高まっている。
同省は高さの基準を緩和すれば、3階建て省エネ木造住宅を建てる際の追加負担が減り、普及につながると見込んでいる。
(以下省略)
高さ制限を緩和してコストを低減させても、斜線や容積率制限があります。
緩和が活用されるとすれば、地価の高い都市部商業地域でしょう。
それ以外の地域は3階にするより2階建で横に広げた方が住みよいですね。

人気ブログランキング
【脱サラ大家日記の最新記事】