新築マンションが年収の何倍で買えるかを表す「年収倍率」。
かつて「住宅ローンは世帯年収の5倍以内が一つの目安」とされてましたが、
共働き世帯増加や低金利を背景に年収倍率は上昇していると報道で見ました。
東京都では、平均年収596万円に対し、
マンションの平均価格が7989万円と全国で最高の13.4倍だったそうです。
↓

報道によると、住宅ローンは、変動で0.3%という超低金利商品まであり、
住宅購入者の背中を押しているという趣旨でした。
いつかは金利が上がる、と言われながら、ずっと低金利のまま。
しかし未来永劫に今のままの低金利は絶対にありえません。
(あったら、、、ラッキーです)
0.3%台の金利が2%台になる可能性は高いし、3%、4%だってあり得ます。
フラット35を提供している住宅金融支援機構は、毎年、
貸付残高に占めるローン返済が困難になっている比率を公表しています。
2015年度は5.12%で2019年度にかけて3.20%まで減少していました。
しかしコロナ感染拡大で、2020年度には3.48%に上昇。
2021年度にはこの数値がさらに悪化することが見込まれています。
住宅ローンで3〜4%が返済困難というのはまあまあ高い割合ですね。
住宅を必要としている時は(損得より)いつでも買い時です。
しかし、単なる投機目的での購入は足元をすくわれるリスクがあります。
1991年、まだまだ上がると投機目的で激高マンションを買った人々、
数年後に半額以下に値下がりして真っ青になりました。
金利暴騰したら収益物件も暴落して面白い事になるのですが、、、

人気ブログランキング
【脱サラ大家日記の最新記事】