賃貸マンション管理で欠かせないのが、定期的な消防設備点検。
床面積規模に応じ、警報設備や消火設備、避難設備等の消防設備が設置され、
火災発生時に確実に作動するか、定期的に点検しておく必要があります。
消防設備点検とその報告の義務を怠った場合、
消防法に基づき義務違反者が罰則を科せられることになっています。
当方の各所有物件も消防設備点検を委託して定期的に行っています。
先日、ある物件の消防設備点検報告書が届きました。
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報告書の中身を確認すると、現況とは異なるマンション名。
空室状況も現在とは全く異なっていました。
物件購入時にマンション名を変え、賃貸募集をしたにもかかわらず、
旧マンション名で、かつ数年前の入居状況のままの報告書になっていました。
書類の使いまわしをしていて修正していないのが明らか。
ちゃんと点検したのか不安に、いや、疑念を持ってしまいますね。
点検結果報告書をもらっても、中身を確認しない人が多いと思いますが、
実際に火災が起こって書類に不備があれば責任を問われかねません。
業務委託しても、最後までしっかり確認することが大事です。

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