アベノミクスが始まった2013年以降、株価は上昇しました。
1990年の年初終値2万3848円を2019年に超え、
株価だけを見ると、バブル崩壊直後の水準に戻ったといえます。
一方、国際比較で見た場合、
日本の株価は昔に戻ったといえるのか?
単純に日本の株価だけを見れば回復しているように見えます。
しかし、時価総額をドルに換算し国際的な相対評価で見れば、
日本の株価はバブル崩壊で落ち込んでから全く回復していない状態です。
アベノミクスで株価が上昇したのは事実ですが、他国も同様に上昇したので、
日本が相対的に上昇したというわけではない感じです。
結果、現在の水準は1970年代後半と同じと言われる所以ですね。
こうした状況から脱却する唯一の政策は、円安政策から脱却する事。
ではないでしょうか。
円安政策を止めるには金利を上げる必要がありますが、
日本銀行は絶対阻止の立場です。
・・・そうせざるを得ない現状がありますからね。
我々不動産賃貸事業者にとって、
低金利で資金調達できる(≒円安)政策はメリットが大きいです。
しかし、先進国から落ちてしまいそうな現在の日本の国力を考えると、
このままは当然良くないですね。
円安政策は景気が良くなるわけでもなく、企業実力が向上するわけでもない。
知識人はみな既に気が付いているのではないでしょうか。
円安万歳的な報道を続けたマスコミも大いに責任があるかなと。
韓国の最低時給が現在1500円という現実をみても、、、
このままの日本で良いのでしょうか?と思ってしまいます。
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調達金利の上昇はあり得るけど、適度なインフレで家賃も上げたい。
、、、というポジショントークと言うことで。
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いやマジでこれからの動きに日本や日本国民が耐えられるのかと怖くなります。。
借入金額の目減りはデカいですね(笑)
こんだけ高いと、いっそのこと、金利上昇して一時的に不動産価格も下がって欲しいです。。