不動産賃貸業で必ずお世話になるのが火災保険。
基本的に建物を保有する事業なので、リスクヘッジのために加入必須です。
ここ数年、毎年のように火災保険料が値上がっていますね。
近年自然災害が増え、支払いが増えたとされますが、
損保大手3社が過去最高益だったそうです。
3大損保 過去最高益更新 自然災害少なく コロナ禍回復5/20(金) 産経新聞
損害保険大手3グループは20日、
令和4年3月期連結決算を相次いで発表した。
3グループ合計の最終利益は前期比で約2倍に拡大し、
全社が過去最高益を更新した。
国内で大規模な自然災害が少なく保険金の支払額が減少したほか、海外事業が新型コロナウイルス禍での経済活動の制限が緩和され好調だったことなどが利益を押し上げた。
(以下省略)
この記事だけ見たら、「なんだよ。こんなに利益出てるのかよ」
と、思いがちですが、火災保険部門に関してはずっと赤字です。
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火災保険は損保各社の収入の約15%を占め、自動車保険と並ぶ主力商品。
各社、赤字のまま放置するはずがありません。
先月就任した損害保険ジャパンの白川儀一新社長は、
赤字が続く火災保険事業の収支を24年度に黒字転換させると語りました。
火災保険料引き上げと費用削減でしょう。
火災保険料値上げもですが、最近は被害発生時のチェックもかなり厳しく、
保険金支払いがかなり厳格(出来るだけ支出削減)になっています。
これまで以上に事故発生時には説明が求められそうです。
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