来年、またまた生コン価格が値上げ方向だとか。
賃料もインフレしない限り、建築業界はかなり厳しいです。
生コン値上げ北海道内で相次ぐ 札幌の組合、2年で価格上昇率3割5/30(月) 北海道新聞
札幌生コンクリート協同組合(札幌)は来年1月、加盟21社の生コン価格を1立方メートル当たり2500円値上げし、一律1万8千円にすると決めた。
原料となるセメントの値上がりが主因で、値上げ幅は直近10年間で最大。
道内の他組合でも値上げが相次いでいる。
国内ではセメント製造に使う石炭の多くがロシア産で、同国産の禁輸でさらなる値上げにつながる可能性もあり、ロシアへの経済制裁の余波が建設・不動産業界にも及びそうだ。
生コン業界は中小企業保護の観点から、地域の製造業者でつくる協同組合で一括して値決めすることが法律で認められている。
札幌の組合は昨年4月にも2200円値上げしており、この2年間の価格上昇率は3割を超えることになる。
(以下省略)
背景にあるのはセメント価格の上昇。
セメント製造に用いる石炭は、ロシア産が約50%を占めていましたが、
先月、ロシア産の段階的輸入停止方針を表明、石炭価格が値上がりしてます。
南アフリカ産は3倍以上にも。
↓
そこで来年から、生コンがまた値上げの方向になっています。
上記は札幌の記事ですが、全国的な傾向と思います。
現時点でも、すでに建材や設備類が値上がり中。
来年も様々なモノが値上げ傾向となりそうで、
新築投資はよほどの歪みを見つけないと厳しい局面になりそうです。
人気ブログランキング