沖縄県の家賃動向が新聞記事になっていました。
沖縄の中古アパート、家賃がアップ
新築が下がる一方で 部屋タイプ別の上昇率は? 高い稼働率5/31(火) 沖縄タイムスより抜粋
県内の中古賃貸物件の平均賃料の推移
おきぎん経済研究所は30日、
2021年度の沖縄県内の賃料動向を発表した。
資材価格の上昇もあり賃貸アパートなどの「貸家」の新築が減少する中、中古物件の平均賃料が0・2〜4・0%上昇した。
賃貸物件の稼働はほぼ全ての地域で前年度を上回り、稼働率90%以上と高水準を維持している。
中古の平均賃料は「1R〜1LDK」が0・2%増、「2K〜2LDK」は4・0%増、「3K〜3LDK」が3・4%増で全タイプ上昇していた。
物件数の差による需給バランスから上昇率に差はあるが、築年数の長い物件でも高い稼働率の物件が多いという。
これに対し、新築の賃料は全タイプで前年度より0・4〜1・1%下落した。
コロナ禍のさなかに建設された物件もあり、資材高を反映させた賃料では入居が見込めないため賃料を一定程度下げたことが考えられる。
ただ、コロナ前の19年度に比べると依然高い水準で、今後も上昇傾向だ。
21年度の新設住宅着工戸数のうち、貸家は前年度比27・1%減の3967戸。
金融機関の審査厳格化に加えコロナ禍や資材高で5年連続の減少となっている。
(以下省略)
「資材高を反映させた賃料設定では入居が見込みにくい」
「なので、新築の賃料をそんなに上げられない」
沖縄は所得が相対的に低いという地域性が色濃く反映されてますね。
沖縄も含め、全国的な傾向なのですが、
単身部屋よりファミリー部屋の方が家賃上昇幅が大きいです。
建築費が上がっているので家賃上昇はしばらく続きそうですが、
給与所得も一緒に上がらないと賃貸需要が追いついてこないですね。

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