引込開閉器の操作が有料に

2022.07.17



電気事業法の改正に伴い、2020年4月に関西電力株式会社から

一般送配電事業を承継し、関西電力送配電株式会社が誕生しました。



各地の電力会社でも同様の会社が誕生しました。




これまでの日本の電気事業は、各地域において一つの電力会社が、

発電、送配電、小売の3つの事業を一貫して行っていました。



また電気の小売料金は、発電や送電などのコストに応じて金額が決まる

「総括原価方式」がとられていました。



しかし競争原理が働かないため、経営効率化と料金制御を目的に、

発電、小売事業、送配電事業を同一会社で行うことが法的に禁止されました。



関西電力送配電株式会社が誕生した理由です。



当然、新会社は収益アップとコストダウンが求められるので、

表題、引込開閉器操作の有料化もその内の1つと思われます。




img021.jpg





今まで無償対応だったのがありがたかった話で、

今回の作業費用請求は、金額も含め妥当な改訂かなと思います。



高圧受電設備の停電点検は数年に1回だけ、

ということで大きなコストアップではない、というのもあります。




人気ブログランキング



posted by ゴン at 18:30 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: