電気事業法の改正に伴い、2020年4月に関西電力株式会社から
一般送配電事業を承継し、関西電力送配電株式会社が誕生しました。
各地の電力会社でも同様の会社が誕生しました。
これまでの日本の電気事業は、各地域において一つの電力会社が、
発電、送配電、小売の3つの事業を一貫して行っていました。
また電気の小売料金は、発電や送電などのコストに応じて金額が決まる
「総括原価方式」がとられていました。
しかし競争原理が働かないため、経営効率化と料金制御を目的に、
発電、小売事業、送配電事業を同一会社で行うことが法的に禁止されました。
関西電力送配電株式会社が誕生した理由です。
当然、新会社は収益アップとコストダウンが求められるので、
表題、引込開閉器操作の有料化もその内の1つと思われます。
↓

今まで無償対応だったのがありがたかった話で、
今回の作業費用請求は、金額も含め妥当な改訂かなと思います。
高圧受電設備の停電点検は数年に1回だけ、
ということで大きなコストアップではない、というのもあります。

人気ブログランキング
【脱サラ大家日記の最新記事】