ゴン資産管理会社の1つ。
6月決算で電子申告が完了しました。
期中は、資産組み換えで購入2件、売却2件を実施。
売却益が出たので納税額はそれなりに増えました。
節税と言われる類は一切行いませんでしたので当然の結果ですね。
所得金額800万円以下は実効税率約24%(約1/4)
所得金額800万円以上は実効税率約34%(約1/3)
つまり節税のためには、
減らしたい税金の3〜4倍の資金が必要です。
法人税率、以前よりだいぶ下がりました。
この税率だと、節税効率はかなり悪いですね。
一方、節税せずに約3割を納税したら約7割が残ります。
これを自己資金にして収益物件買った方が得ですね。
<仮に利益1億円が出た場合>
@1億円利益 → 税金3000万円 → 7000万円が残る
A利回り8%3億円の物件頭金(20%+諸費用)に7000万円を充てる
B8%(家賃収入2400万円)の物件を運営した方が利益が残る
必要なものを買って節税になるなら良いですが、
無駄に節税するくらいなら納税した方がお得な税制になっています。
納税額が多いと決算書の内容も良くなるので、
金融機関側からみても印象も良くなり事業拡大にも有利です。

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