プライベートは基本的に書かない不動産ブログですが、
母親の身に起こった、一歩判断を間違ってたら取り返しがつかなかった話。
まわりで同様の事が起こった時、
もしかしたら役立つ話かもと思い、ブログに書くことにしました。
80歳を超えても元気に暮らす母親。
ところが約1か月前、いつもの住んでる部屋で事件は起こりました。
「猫が10匹以上がいて部屋を荒らしている」
「部屋中に虫が沸いていて服の中にもたくさんいる」
「女の人が2人、窓の外からこちらを監視している」
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当然、部屋にはこれら存在せず、母親は幻覚症状を見てるのですが、
眼から見る視覚以外にも虫の触覚も手から感じるような状態でした。
母親本人は、本物としか思えない幻覚症状のようで、
周りが「見えないよ」と言っても嘘つき呼ばわりされるありさま。。。
「バルサン買ってきて欲しい」
「女の人が入ってこない様に窓に二重鍵を付けて欲しい」
等々。
これは、、、完全に認知症の初期症状かな。。。
かかりつけ医も、私を含めた親族も、
認知症をほぼ確信してしまう症状で、正直、相当ショックでした。
それでも、まず自分が冷静になる事が重要と思うと同時に、
「認知症で頭がおかしくなった」と安易に判断するのはやめようと決意。
他に何か考えられる原因は無いのか。
書籍やネットで散々調べたところ、薬害(薬の副作用)によって、
稀に認知症もどきの症状が出る、という事を知りました。
母親が現在服用している薬を全てネットで調べたところ、
2種類の薬の副作用情報に「幻覚症状」の記載を見つけました。
かかりつけ医にその旨のお話をして、
「生命維持に影響ない2種類の該当薬をやめて様子を見たい」と相談。
先生の同意を得て2種類の薬をやめて様子を見る事にしました。
・1週間後
部屋の猫が10匹から3匹程度に減ったが、外の女の人や虫はまだいる
・2週間後
猫は3匹程度のままで女の人もまだいるけど、虫がいなくなった
・3週間後
猫も全く見えなくなったが女の人が1人まだ外にいる
・4週間後
最後に残った女の人がいなくなり、全ての幻覚が母親から消えた
約1か月で認知症もどきの幻覚症状が無くなり、
母親も落ち着きを取り戻しました。
体から薬成分が抜けるのに1か月ほど掛かったという事なんでしょう。
病気などを治すための薬には全て副作用があり、
薬害によって認知症もどきを発症することがある、というのは衝撃でした。
いまのようにネットで情報が取れない時代だと、
全て認知症と診断してしまい、完治の機会を逃していた可能性が高いです。
薬害エイズ訴訟など、最近でこそ薬害について脚光を浴びていますが、
薬への過信は危険だなと身をもって再認識した1ヵ月間でした。

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【脱サラ大家日記の最新記事】
今日の記事は、身に詰まる思いです。
是非、薬の名前を教えて頂きたく、宜しくお願い致します。
本当は書きたいのですが、、、特定薬をマイナスに書いているように捉えられかねないので自粛しておきます。
飲んでいる薬があれば、ネットで全ての副作用情報が得られます。
お薬手帳で薬の名前を確認して検索されることをお勧めします。
循環器系なのか、はたまた精神科系のお薬なのかの大別だけでも教えていただければ後学の参考になります。
中枢神経系に作用する薬でした。
ただ、人によって副作用になるならないは当然あると思うので、人によっては特効薬になったり、人によっては副作用(毒)になったりする、という事なんでしょうね。