色々と考えさせられる記事です。
子どもの声がうるさいから公園が廃止…
それでいいの?揺れる長野市の現地で徹底取材12/2(金) 信濃毎日新聞デジタルより抜粋
廃止が決まった青木島遊園地。
長野市役所の「お知らせ」が張られている=11月24日、長野市青木島町大塚
公園は長野県長野市青木島町大塚にある青木島遊園地。
小学校の体育館一つ半ぐらいの広さで閑静な住宅街にある。
隣には児童センターや保育園があり、子どもたちの格好の遊び場。
青木島遊園地は2004年4月に地元から要望を受けて開設された。
放課後には児童センターで過ごす大勢の子どもたちが遊びに来た。
夕方の遅い時間帯には保護者たちのお迎えの車が相次いで出入りした。
だが、まもなく一部の近隣住民から「うるさい」「子どもたちが走り回ってほこりが舞い、車が汚れる」などと苦情が出るようになったという。
遊園地廃止は昨年3月、苦情を寄せる住民が児童センターを直接訪れ、遊園地で子どもが静かに遊ぶ方法を考えるよう求めたことが直接の決め手になったという。
児童センターは「子どもが静かに遊ぶ方法などない。だが、これ以上、迷惑はかけられない」とし、子どもたちに遊園地を使わせない方針を決めた。
なんとなく、さみしい出来事ですね。。。
国連・子どもの権利条約で、
「遊び」はすべての子どもが持つ権利として認められています。
全ての大人は、小さな頃に元気いっぱいに遊んで成長したと思います。
静かに遊ばせる、なんて発想はそもそもおかしいですね。
もしかしたら、保護者の車の出入り音も、苛立たせる原因だったなら、
行政の対応でもう少し工夫の仕方もあったのかもしれません。
子供の声が騒音とされるようになった現代。
少子化対策をいくら政府が進めようとしても、
少子化は止まらない、という本質的なニュース記事かなと思いました。
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