サプライズでしたね。
昨日の日銀決定会合で、10年物国債金利の許容変動幅が、
従来のプラスマイナス0.25%から0.5%に拡大することになりました。
発表後すぐ、長期金利は一時0.46%と2015年7月以来の水準になり、
ドル/円は132円台に下落、日経平均は一時800円超の下げ幅になりました。
昨夜のニューヨーク外国為替市場では、一時、ドル/円が132円台に。
「利上げではない」と黒田さんは発言されていましたが、
市場は確実に、事実上の利上げと認識。
普通に考えたら、長期金利に連動している住宅ローン固定金利や、
企業が調達する事業ローン固定金利が、上昇する方向なのかなと思います。
特に不動産価格には悪影響方向。
前述しましたが、金融機関が調達する金利が上がることで、
住宅ローンや事業ローンの固定金利は、今後上がる可能性が高いです。
変動金利は短期金利と連動してるので、今回、直接の影響は限定的ですが、
利上げの最初の一歩と考えれば、今後、短期金利上昇リスクへの備えも大事。
100BPほど上がっても不思議ではないと思います。
この先、荒波の不動産市況となるなら、資金調達力のある方々にとって、
少し、というか、、、かなり面白い展開になっていく可能性がありますね。
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