変動金利には大きく2種類ある

2022.12.25



2022年12月20日の日本銀行金融政策決定会合。



国債買入れ額を大幅に増額しつつ、長期金利の変動幅を、

従来の±0.25%程度から±0.5%程度に拡大する、と発表しました。



これを受け、住宅ローンや事業ローンの金利が上がる方向、

という話が出ていますが、結論を先に書けば、一律ではありません



+++


・今回変動幅を拡大すると言っているのは10年物国債なので、

短期金利は今回関係なく、利上げは基本的にない


・固定金利は強く影響を受けるので上がるだろう



こんな論評が多いです。



でも、、、

これは正解なようで正確ではありません



確かに、住宅ローンで変動金利型は、

ほぼ全ての金融機関で、短期プライムレート連動型になっています。



もう10年以上、短期プライムレートは1.475%から変動していません。



今回の日本銀行金融政策決定会合でも、

短期プライムレートは触れていませんので確かに影響はありません。




しかし、、、不動産投資ローンで変動金利型の場合は、

短期プライムレート連動型と長期プライムレート連動型が存在します。



当然、長期プライムレート連動型の場合は、

国債利回りと連動しますので、変動金利でも上がる可能性があります



事業融資を受けられている方。

是非、金銭消費貸借契約を確認しましょう。



貸出金利ばかりに目を奪われていると、

大事な部分を見落としている可能性があります。




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posted by ゴン at 17:00 | Comment(0) | 融資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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