住宅ローンやアパートローンの来年1月金利、
巷の予想通り、固定金利の引き上げが発表されました。
日銀が金融緩和策を修正し、
長期金利が上昇した事を受けての措置になるかなと思います。
メガバンク3行の来年1月からの10年固定型住宅ローン金利。
公表されている分を見ると、
・みずほ銀行は0.3%アップの3.5%に、最優遇金利は1.1%から1.4%へ
・三井住友銀行は0.26%アップの3.79%に、最優遇金利は0.88%を1.14%へ
・三菱UFJ銀行は0.18%アップの3.7%に、最優遇金利は0.87%を1.05%へ
今までは、優遇幅を多くとってゼロ%台の融資を出していました。
各金融機関の調達金利が低かったことで実現できた戦略。
しかし、調達金利があがっている昨今、
いつまでも今の優遇幅を維持できるかは微妙な情勢です。
当方、経済評論家ではないので未来はわかりません。
この先、金利が上がろうが下がろうが、備えるだけですね。
ただ、個人的には、金利、欧米並みに上がれば良いと思います。
金利上がったら赤字になるゾンビ貸主は市場から退場してもらい、
不動産価格も一時的に下がれば良いかなと思います。
その方が真面目に取り組んでいる不動産賃貸事業者にとって、
健全で、面白い市況になるのでは、と考えています。

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