「史上最低金利」の終わりは確実か

2023.01.14



昨年末、日銀は突如、長期金利の上限を0.25%分引き上げて0.5%へ。

これはかなりのサプライズでしたね。



市場は「株安」「円高」へと即反応しました。



さらに、昨日の東京債券市場では長期金利がさらに上昇し、

10年物国債の利回りが一時0・545%に上昇し、7年半ぶりの高さに。



日銀が来週に開く金融政策決定会合で、

金融緩和策を修正するかも?との見方から上昇しているようです。



もう半分くらい織り込んでいる感じですね。

来週上げなくても、黒田さんの後任が行うと市場は織り込んでいます。




金利と不動産は、連動関係にあります。

金利が上がれば不動産価格が下がるというのが定説です。



アメリカでは30年返済の住宅ローン金利が7%になり、

すっかり住宅が売れなくなってしまいました。



日本でも、住宅ローンやアパートローンの金利が上がれば、

不動産市況に対しては明確な下落圧力になります。



ただし、政策金利に連動する変動金利の上昇は限定的だと思います。

それでも市場に与えるインパクトは大きいはず。



不動産業界の新陳代謝を促進させるためにも、

金利は一時的にでも上がってもらいたいなと思っています。



一時的に不動産価格が下がったとしても、

不動産業界全体が正常化される良い機会になると思います。




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posted by ゴン at 17:00 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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