昨年末、日銀は突如、長期金利の上限を0.25%分引き上げて0.5%へ。
これはかなりのサプライズでしたね。
市場は「株安」「円高」へと即反応しました。
さらに、昨日の東京債券市場では長期金利がさらに上昇し、
10年物国債の利回りが一時0・545%に上昇し、7年半ぶりの高さに。
日銀が来週に開く金融政策決定会合で、
金融緩和策を修正するかも?との見方から上昇しているようです。
もう半分くらい織り込んでいる感じですね。
来週上げなくても、黒田さんの後任が行うと市場は織り込んでいます。
金利と不動産は、連動関係にあります。
金利が上がれば不動産価格が下がるというのが定説です。
アメリカでは30年返済の住宅ローン金利が7%になり、
すっかり住宅が売れなくなってしまいました。
日本でも、住宅ローンやアパートローンの金利が上がれば、
不動産市況に対しては明確な下落圧力になります。
ただし、政策金利に連動する変動金利の上昇は限定的だと思います。
それでも市場に与えるインパクトは大きいはず。
不動産業界の新陳代謝を促進させるためにも、
金利は一時的にでも上がってもらいたいなと思っています。
一時的に不動産価格が下がったとしても、
不動産業界全体が正常化される良い機会になると思います。

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