昨日、2023年の公示地価が発表されました。
予想通り、2年連続上昇しコロナ回復が鮮明になりました。
地方の主要4市(札幌・仙台・広島・福岡)の上昇率は前年より拡大し、
全用途平均が8.5%、住宅地が8.6%、商業地が8.1%のプラスに。
4市以外の地方圏も、全用途平均と住宅地がいずれも0.4%、
商業地は0.1%のプラスになり、住宅地の上昇は1995年以来になりました。
全国的に地価が上昇しているという結果ですね。
(あくまで1月1日時点です)
上昇率が最も高かったのは、北海道北広島市。
去年より住宅地が26%、商業地で19.6%上回りました。
そして今年は、全国住宅地の上昇率トップ100のうち、
9割近くを北海道の都市が占めるという異例の事態となっています。
一方、商業地で最も下落率が高かったのは大阪市の道頓堀。
マイナス15.5%でした。
インバウンド回復が遅れているのが要因で、下落率トップ10は、
道頓堀、心斎橋、難波など8つを大阪市がしめています。
ただし、公示地価は遅行指標。
実際はすでに回復していて取引事例は高止まりですけどね。
アメリカ発の金融不安が今後どうなるかが気になります。
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