「経営」に盤石は無い
2023.03.26
平成バブルの崩壊。
当時大学生でしたが、凄まじい街の変化を目の当たりにしました。
バブル絶頂期と崩壊後の変化の凄まじさ。
学生の身分で社会との接点が希薄だった私でも肌で感じました。
その後、多くの大企業が経営破綻しました。
山一証券、三洋証券、北海道拓殖銀行、ダイエー、カネボウ、JAL等々。
破綻の主な原因はバブル後に膨らんだ不良債権。
絶対に潰れないと思われた大企業の倒産は当時、衝撃的でした。
倒産に至った不良債権の種類は企業によって様々でしたが、
本業以外に多額の投資をして、失敗した事例が多かったように思います。
旧JALもホテルなどの関連投資を拡大しましたが、見通しの甘さから、
採算が悪化、本業の足を引っ張り倒産しました。
・
・
・
倒産当時、株価1円のJAL株を持っていて、
倒産で紙くずになったという苦い経験をしました^^;
不動産賃貸業は「経営」です。
お気楽不動産投資的な広告を目にするたび、強い違和感を覚えます。
不動産賃貸業すらちゃんと「経営」出来ていないのに、
儲かりそうだから、と安易に他業種に手を出すのは自殺行為です。
個人経営であっても、地に足付けないと確実に足元をすくわれます。
人気ブログランキング
この記事へのコメント
コメントを書く