昨年から議論されていた、京都市の建物高さ規制の緩和が決定しました。
現在は、2007年に京都らしい景観を守るために導入し、
ほぼ全域で建物高さに上限を設け、10m〜31mで規制されています。
街の景観が守られる一方、規制により高層マンションの建設ができず、
ホテルラッシュによる用地不足も相まって、不動産価格が高騰。
子育て世代の市外流出が問題となっていました。
今回の高さ規制緩和は、先日の「空き家税」徴収も同様ですが、
高さ規制緩和によって住宅不足解消を目指していると思われます。
なんと、山科区の一部エリアでは、1階にテナントを設ける等を満たせば、
高さ規制を完全に撤廃するという思い切った緩和に。
なんと京都市でタワーマンション建設が可能になります。
これは賛否両論ありそうですね。。。
個人的には、
市内中心部と山で隔てられた山科区ならアリではないかなと思います。
京都市中心部は価格高騰でサラリーマン家庭が買える物件は皆無。
大阪へのアクセスが良い山科区で、
平均的年収のファミリー層を取り込むという政策は悪くない様に思います。

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地価は上がるでしょうが、それ以上に供給数が増えれば良いと考えたのでしょう。何より京都市の厳しい財政状況改善のための税収アップに寄与すると思います。