RC造の賃貸マンションを建築する場合、大きく2工法があります。
ひとつが「ラーメン構造」と呼ばれる工法。
ドイツ語で「枠」という意味を持ちます。
垂直方向の「柱」と水平方向の「梁」で長方形を構成します。
低層から高層建築物まで幅広く対応できるのが特徴です。
もうひとつが「壁式構造」と呼ばれる工法。
床・天井・四方の壁と合計6枚の壁で空間を構成する構造です。
主に5階建て以下の低層マンションで採用されています。

壁式構造は、壁で建物を支えるため、
梁や柱が無く、室内が凸凹のないスッキリとした空間になります。
逆に壁で建物の耐力をとっているので、間取り変更は自由度が下がります。
最近は壁式構造でも5階以上の建築が可能になっています。
壁式は一般的に耐震性が高く、ラーメンよりコスト安なので、
間取り制約があるにしても、高層対応可ならメリットが多いです。
最近では木造高層マンションも建築されていて、
高層マンションの構造選択肢が増えてきましたね。

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