日本銀行は、大規模な金融緩和策の修正を決めました。
長短金利操作の運用を柔軟化し、
長期金利の上限について、0．5％を超えることも容認します。
短期金利を▲0．1％、長期金利を±0．5％に据え置くという
ＹＣＣ（イールドカーブコントロール）の枠組み自体は残しました。
しかし、オペの発動水準を1．0％へと変更することで事実上、
長期金利の誘導目標上限値を１％に引き上げた形です。
したがって、長期金利誘導目標は0．5〜1．0％になったと考えられます。
今回の政策決定会合の発表は予想の範疇ですね。
消費者物価指数も２％越えしてきました。
今後、不動産向け融資の金利もさらに上昇圧力がかかるでしょう。
不動産市況には一見マイナスに感じますが、
事業展開的には変動幅が大きくなり、面白くなると思います。
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