関西の賃貸事業市況

2023.12.10



私が2006年にはじめた不動産賃貸業。

当時は、表面利回り10%以上の物件が全国に普通にありました。



現在では一部の地方を除き、皆無ですね。



再建築不可、不人気間取り、ボロボロ、全空、法定耐用年数越えなど、

難あり物件でしか10%超える物件はほぼ見かけません。



最近になっても関西で賃貸業で事業規模を拡大している投資家は、

・低利回りでも新築築浅RC物件でキャピタルゲイン狙い
・新築アパート投資
・難あり物件を信金信組で資金調達。多少金利高くても融資期間延ばす
・中古区分や戸建DIY投資(規模拡大スピードは遅い)
・高利回り地方都市に投資


に、ほぼ集約されるのではないでしょうか。



あとは宅建業を掲げて売買メインにシフトした投資家もおられますね。



関西の収益物件。

フルローンでインカムが廻る物件はもう数年前に消えました。



キャピタルロスがない前提の不動産相場になっています。

キャッシュフローが薄く、コンクリや鉄、木への「建物貯金」的な感じ。



資金が無いと新規参入は以前よりかなり厳しい市況になっています。




私は今までインカム投資にこだわってきました。



自身の戦略(事業・融資)もあり、今のところ変えるつもりありませんが、

札幌でもインカム投資が益々難しくなる中、一部変化も必要ですね。




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posted by ゴン at 17:00 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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