固定資産台帳
2023.12.11
新規融資を金融機関にお願いする際、
金融機関の担当者様に決算書類を2〜3期分提出するかと思います。
B/SやP/L、勘定科目明細書の重要性についてはよく言われますが、
固定資産台帳も多くの金融機関でチェックされています。
(一部金融機関では提出依頼がない所もあると思いますが)
P/Lだけでは、減価償却費がMAX計上されているか分かりませんが、
固定資産台帳を見れば一目瞭然です。
銀行融資審査においては、税務上、任意償却と定められていることもあり、
減価償却費がMAXでなくても、大きなマイナスにはならないと思います。
ただし、減価償却費を削減して辛うじて黒字化しているような場合は、
銀行融資に関しては全く無意味(融資不可)かなと思います。
あと、不動産賃貸業に関係ない固定資産が多数計上されている場合も要注意。
金融機関に迂回融資的な判断をされてしまうリスクが高まります。
B/S、P/L、勘定科目明細書、固定資産台帳は、
経営者がしっかりと目を通してチェックするべき書類だと思います。
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