物価の変動を反映した「実質賃金」。
過去最長の26か月連続で減少したことがわかったと報道されていました。

基本給、残業、ボーナスなどをあわせた現金給与の総額は29万7151円で、
前の年の同じ月から1.9%増え、29か月連続の上昇。
一方、物価変動を反映した「実質賃金」は前年の同月と比べて1.4%減り、
26か月連続の減少。
賃金上昇してるものの、物価上昇には追い付いてない、という事ですね。
円安が物価上昇のペースを早める要因になっているため、
物価が賃金を上回るペースで上がる状況が当面続く可能性が高い感じですね。
実質賃金のマイナス長期化は、
消費や景気の低迷と物価上昇が同時進行するスタグフレーションの感じに。
近年、都市部を中心に賃貸物件の家賃は上昇していますが、
空室率から考えると、一部を除きこのままでは家賃上昇も頭打ちになります。
不動産賃貸業にとって実質賃金は大事。
家賃値上げも賃借人様に受け入れて頂きやすくなります。

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