地裁裁判官も呆れていたからだと思います。。。
家賃滞納明け渡し訴訟「地裁の判決手続き違法」
…入居者に争う意思ないと誤った判断8/30(金) 読売新聞
家主が賃貸住宅の明け渡しを求めた地裁の訴訟で、入居者が争う内容の答弁書を提出したのに、地裁が争いはないと判断して家主の請求を認める判決を言い渡していたことがわかった。
控訴審の判決で大阪高裁は29日、「1審の判決手続きは違法」として地裁判決を取り消した上で、改めて家主側の請求を認めた。
高裁判決によると、家賃の滞納を理由に家主が明け渡しを求めて、地裁に提訴した。
入居者は答弁書で「(請求内容は)難しく理解できなかった」とし、請求に間違いがあるかを記入する欄を空白にした一方、「(滞納分を)振り込む」「今後も居住させてほしい」などと記していた。
地裁は、訴訟で争いがない場合に書記官が作成する「調書判決」とし、明け渡しを命じた。
29日の高裁判決は、入居者の答弁書について「請求内容に争いがあるとみるべきだ」と判断。
その上で、控訴審が結審した時点で家賃滞納は解消していないことなどから、1審と同様に家主側の請求を認めた。
争いがあったと見るべきだったとは思いますが、、、
膨大な裁判を抱えている裁判官の心情も十分理解できます。
時代に追いついていない法律こそ改正するべきかと。
家賃滞納の時点で契約不履行なのに住み続けられるのが問題です。
借主保護はしっかりしているのに、
貸主はないがしろにされている現状が大問題だと思います。
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