AD信仰からの脱却

2024.11.04



最近の賃貸募集で必要なのが広告費(AD)。

家主が賃貸付け仲介会社さんにお支払いする手数料です。



空室率が高まる中、家主はこのAD報酬を約束をすることで、

賃貸仲介さんに走って(案内して)もらうように依頼しています。



そのAD相場が200%とか10万円とか言われます。

もちろん、地域や家賃、間取りによってその相場は異なると思います。




ここ数年、競争力がある物件を中心に、

ほんとうにADを沢山払えば早く埋まるのか疑念がありました。



もちろんADを多く出せば、客付けが遅くなることはありません。

しかし、多少早くなったとしても、その程度です。



むしろ、内覧者様は希望外の(ADの高い)空き物件を案内され、

他の当て馬物件を噛ませて、(ADの高い)空き物件に誘導契約。








入居後、希望と異なる賃貸物件なので、短期退去の比率が高いです。

結果、総合的に考えると家主の総合収支は損失側になります。



ここ数年、新築や競争力ある中古物件のADを50%〜100%に設定。

それでも問題なく客付けで来ていることを再認識しています。



副次的結果として、ADさえ多ければ物件は二の次と考える仲介を排除し、

内覧者様の要望の中で最適な物件であれば、AD額に関係なく案内する。


と、考える仲介さんと中心にお付き合いができるようになります。



賃借人様も含め、三方よしの素敵な取引になります。

これが本来の賃貸業ではないかなと思います。




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posted by ゴン at 17:00 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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