不動産仲介の「囲い込み」

2024.11.30



「囲い込み」とは媒介契約を受けた仲介会社が自社で抱え込む事。

売却において売り手に大きな機会損失となります。



公益財団法人不動産流通推進センター「2023不動産業統計集(9月期改訂)」

のデータを基に作成した両手比率の表を見かけました。



無題.png





大手3大不動産仲介会社では、

住友不動産販売57.47%、三井のリハウス44.29%、東急リバブル37.50%。



両手比率が高いから囲い込みとは断言できませんが、

手口は巧みに行われます。




・売り手が素人に場合、あえて一般媒介で契約してレインズ登録しない

・レインズに図面登録せず、他社から連絡があっても渡さない

・他社から内覧希望があっても理由を付けて断る



など、様々なパターンがあります。



来年度から囲い込み禁止の罰則規定がはじまるようです。



最悪、宅地建物取引業者免許の取り消しという、

厳しい処分も想定されていますが、どこまで実行されるかですね。




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posted by ゴン at 18:48 | Comment(2) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
り〇な銀行 不動産部は
一般媒介で両手が大半ではないか???
それでも、売り手にとって定価媒介ならば、もちろん文句はありませんが。
Posted by 投資家Z at 2024年12月01日 08:59
>売り手にとって定価媒介ならば、もちろん文句はありませんが。

売主が理解しているならOKですが、素人売主に同じ対応だと問題ですね。
Posted by ゴン at 2024年12月01日 13:35
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