「囲い込み」とは媒介契約を受けた仲介会社が自社で抱え込む事。
売却において売り手に大きな機会損失となります。
公益財団法人不動産流通推進センター「2023不動産業統計集(9月期改訂)」
のデータを基に作成した両手比率の表を見かけました。
大手3大不動産仲介会社では、
住友不動産販売57.47%、三井のリハウス44.29%、東急リバブル37.50%。
両手比率が高いから囲い込みとは断言できませんが、
手口は巧みに行われます。
・売り手が素人に場合、あえて一般媒介で契約してレインズ登録しない
・レインズに図面登録せず、他社から連絡があっても渡さない
・他社から内覧希望があっても理由を付けて断る
など、様々なパターンがあります。
来年度から囲い込み禁止の罰則規定がはじまるようです。
最悪、宅地建物取引業者免許の取り消しという、
厳しい処分も想定されていますが、どこまで実行されるかですね。
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一般媒介で両手が大半ではないか???
それでも、売り手にとって定価媒介ならば、もちろん文句はありませんが。
売主が理解しているならOKですが、素人売主に同じ対応だと問題ですね。