金利1%上昇で物件価格20%下落する!?

2025.01.30



最近、金利が1%上昇したら、

理論上、物件価格が20%下落する旨のネット記事を見かけます。



+++++


<住宅ローン>

購入検討物件価格:3,500万円
返済期間:35年
金利:0.5%
毎月の返済:9.1万円



上記の例で、毎月の返済可能額を9.1万円と仮定した場合、

金利が1%上昇したら借入額をいくらに減らさないといけないか?



答えは3,500万円から3,000万円。



金利が0.5%から1.5%に上がると金利コストが増えるので、

借入額自体を減らさないといけない。



これが『金利が上がると不動産価格が下がる』という理屈。

金利が1%上昇すると、不動産価格が約20%下がる根拠です。








一見正しい。



しかし、インフレで給与収入(毎月の返済可能額)が増える、

という観点が抜け落ちていますね。



確かに、、給与収入が増えているのはまだ大企業中心。



中小零細企業はまだ明確に給与が上がっている感じはありません。

大企業にどんどん引っ張ってもらう必要があります。



トヨタ自動車労働組合は一昨日、春闘の要求案を発表しました。

賃上げとボーナスの要求ともに、過去最高水準。



今年の春闘に注目です。




人気ブログランキング


posted by ゴン at 17:00 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: