日本の住宅は断熱性能や気密性能が欧米より明らかに劣っています。
2022年に久々に断熱等級5、6、7の基準が新設されましたが、
断熱等級7の基準に到達してやっと欧米並みの基準。
2022年までは最高基準であった断熱等級4が、
2025年から全ての新築に対し最低基準として義務付けられます。
現在、断熱等級7に対応できる大手ハウスメーカーは3〜4社しかありません。
先日、断熱等級7の建物に触れる機会がありました。
熱源(エアコン等)が1つあれば、建物全体が保温され、
床暖房や各部屋エアコンなどの個別空調は不要。
建物全体が気密性を持ち、魔法瓶みたいに保温されています。
その結果、光熱費は極限まで減ります。
ゼロエネルギー住宅と呼ばれるZEHが2030年義務化されますが、
高気密高断熱の建物に触れ、なるほど、現実的なんだと納得しました。
2030年までのこれからの5年。
日本の建物の気密断熱性能は飛躍的に向上することになると思います。

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