昨日の続きです。
なぜ住宅ローン金利水準が低く抑えられているのか。
それは、住宅ローンが新規の優良顧客をゲットできる融資商品だから。
住宅ローン取引から、給与振込口座に指定され、クレジットカード契約、
投資信託、保険など、金融機関側は数十年にわたり取引が期待できます。
また貸し倒れリスクが低く(担保が取れる)、シェア争いも相まって、
最優遇金利を上げにくい状況(上げない戦略)なんだと思います。
不動産賃貸業の事業資金についても住宅ローンと基本的に同じ。
ただ単に収益物件の購入資金を借りてるだけなら、何十億円借りてても、
貸している金融機関側は金利交渉に応じるメリットが全くありません。
金融機関側から見て、手放したくない(優良)顧客に見てもらうことで、
優遇金利の個別対応を検討してもらえるようになります。
1行あたりの取引ボリュームを増やすため取引金融機関数を絞る。
借入額のバランスに見合う余剰資金をその金融機関に貯金したり、
投資信託など他の金融商品でも複数のお付き合いを心掛ける。
その結果、政策金利が上がっても金利優遇幅を増やす事でチャラ。
など、様々な交渉が可能になります。
住宅ローン最優遇金利にはヒントがたくさん隠されています。

人気ブログランキング
【融資の最新記事】


