石畳の国道
2008.10.27
不動産を購入検討する時に、必ず確認する接道状況。
公道、私道、里道等、いろんな道路がありますよね。
公道の中でも「国道」といったら、それぞれに番号が振られ、「国道○○○号」とか呼ばれています。
一般的に、検討している土地が国道に接していたら、利用価値は高い事が多いですね。
しかし、、、関西には、変わった国道が何箇所かあります。
その中でもたま〜に通るのが、「国道308号」
大阪と奈良を結ぶ国道であります。
実はこの国道、古い歴史があって、奈良時代に難波宮(現在の大阪城付近)〜平城京間(現在の奈良市三条通付近)を最短距離でほぼ一直線に結ぶ道として作られたようです。
また江戸時代には、大阪からの伊勢参りのルートとして庶民にもよく利用されたらしいです。
万葉集にもこの峠越えを詠ったものがあるし、古事記にもその記述があるほどです。
現在、日本の道100選にも数えられています。
国道308号は、大阪〜奈良間を生駒山越えして行くルートなのですが、山頂付近にある「暗(くらがり)峠」は、昔のままの宿場町の雰囲気です。
「暗峠」の名称の起源は、樹木が鬱蒼と覆い繁り、昼間も暗い山越えの道であったことに由来しているそうです。
この道は国道にもかかわらず、凄い特徴を持っています。
写真は、国道308号の暗峠のあたりで撮ったのですが、国道なのに石畳敷きの道路なのです。
しかも、この国道の車幅制限は1.3m。
いまや軽自動車でも車幅が1.5m近くあるのに、1.3m以下の自動車って今の世に中であるんでしょうか?
実際には、写真のように小型車も通っています。
私のビックホーンでも通ります(笑)
近隣に住まれている方は、通勤でこの道を使われているようなので、警察も半分黙認なのでしょうか。。。
この国道のもう一つ凄いところは、日本最大級の傾斜角度があって、最大の場所で約37度。
原付バイクでは絶対に登れません。
ここでこけたら、どこまでも転がります。(笑)
現代人にとっては、まさに「酷道」ですね。
しかしながら、奈良時代からの由緒ある道。
後世にもこのままの状態で、ぜひ残っていて欲しいものです。
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「雷」地名の由来
2008.11.23
朝、大阪マンションの入居者様へ12月分の請求書を各ポストに入れに行ってきました。
今日はいい天気。
真っ直ぐに帰らず、久しぶりにビックホーンでドライブに行ってきました。
特に行き先は決めず、ブラブラ。
気が付いたら、奈良県の飛鳥方面に来ていました。
飛鳥と言えば、
蘇我馬子(そがのうまこ)の墓として有名な石舞台古墳や、壁画で一躍有名になった高松塚古墳等、沢山の史跡が点在している地域です。
遥か昔に思いをはせながら、のんびりドライブしていると、たまたま信号で止まった交差点の地名に目が釘付けとなりました。
「かみなり」って面白い地名だなぁ〜と思ったら、標識のローマ字をよく見ると、「いかずち」と読むようです。
近くには、雷丘(いかづちのおか)の案内看板も。
折角なので、車を停めて近くをブラブラ。
案内板を見ていると、万葉集にも出てくる場所のようです。
万葉集の歌
大君は 神にしませば 天雲の雷の上に いほりせるかも
(おほきみは かみにしませば あまくもの いかづちのうへに いほりせるかも)
【意味】大君は神でいらしゃるので、天雲の中にいる雷の上に仮の宮殿をお造りになっていらっしゃることだ。
古来より、「雷神」が降臨する聖なる丘として親しまれてきた場所のようです。
古代日本においては、雷は認知され人格を持たせて表現されていることが興味深いですよね。
現在のIT社会においても、雷は外敵ではなく、雷と共存していく術を考えていくのも良いかもしれない。。。なんてつまらない事を考えてしまいました^^
不動産の購入を検討する時に、地名の由来まで考えたりしないですが、こういった変った地名の歴史に触れたりすると、あらためて地名の由来って奥が深くて面白いなぁ〜と思いました。
さわやかに晴れた晩秋の一日。
遥か昔に思いをはせながら、のんびりとした時間でした。
タグ:雷
タニマチ
2009.02.25
「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」ブログへようこそ!
今日、少額短期保険募集人試験を受けてきました。
試験は、マークシート50問で1時間。
過去問と同じような内容で、難易度はそんなに高くなかったです。
合格基準は70点。
15問も間違えられると考えると気が楽でした。
まあ、人生に影響するような試験でもないですしネ・・・
昔受けた入学試験とは緊張感が全く違います(笑)
今日の試験会場は、橋下知事のいる大阪府庁関連ビルで行われました。
場所で言うと、大阪市中央区谷町の辺りになります。
ところで、「タニマチ」って言葉をご存知でしょうか?
タニマチとは、相撲界の隠語で、ひいきにしてくれる客、または後援してくれる人、無償スポンサーのことです。
現在では、相撲界以外に野球界、プロレス界などの他のスポーツ、また演歌界を中心に芸能界でも幅広く使われていますよね。
大阪の「谷町」がこの言葉の発祥なんですよ
地名が言葉になるのって珍しいですよね。
ボクの不動産賃貸業で、金銭的「タニマチ」になってくれる人、現れないかなぁ〜
今日、少額短期保険募集人試験を受けてきました。
試験は、マークシート50問で1時間。
過去問と同じような内容で、難易度はそんなに高くなかったです。
合格基準は70点。
15問も間違えられると考えると気が楽でした。
まあ、人生に影響するような試験でもないですしネ・・・
昔受けた入学試験とは緊張感が全く違います(笑)
今日の試験会場は、橋下知事のいる大阪府庁関連ビルで行われました。
場所で言うと、大阪市中央区谷町の辺りになります。
ところで、「タニマチ」って言葉をご存知でしょうか?
タニマチとは、相撲界の隠語で、ひいきにしてくれる客、または後援してくれる人、無償スポンサーのことです。
現在では、相撲界以外に野球界、プロレス界などの他のスポーツ、また演歌界を中心に芸能界でも幅広く使われていますよね。
大阪の「谷町」がこの言葉の発祥なんですよ
地名が言葉になるのって珍しいですよね。
ボクの不動産賃貸業で、金銭的「タニマチ」になってくれる人、現れないかなぁ〜