東京と京都の比較

2015.01.18



数年前、「更新料裁判」が話題となりましたね。
その後、最高裁で有効と判断され、長きに渡った論争も沈静化しました。



更新料を今でも取っているのは首都圏と京都。

株式会社ネクストが更新料の金額について調査した記事を見たところ、首都圏では90.6%が「家賃の1ヶ月分」、京都府では52.4%が「家賃の2ヶ月分」との回答が得られたそうです。

たしかに、京都市内の収益物件レントロールを見ると、「更新料2か月」を良く見かけます。




東京都と京都府を比較してみました。
下記に面白いデータが載っていました。


<以下ネット記事より転記>

マンション価格は当然のことながら、おおむね地価に比例する。
2013年時点のマンション平均価格(専有面積70平米)、および2014年時点の平均地価を比較する。


 【東京都】
  マンションの平均価格──6174万円
  平均地価──79万7904円/平米

 【京都府】
  マンションの平均価格──4209万円
  平均地価──17万1850円/平米


京都の地価は東京のわずか21%強。
一方、マンション価格は東京の68%強。

経済の原則からいって、これでは釣り合いが取れない。
なぜこんなことになるのか。


それは、古都の景観を守るため、京都には建築物の高さ制限があるからだ。

特に、2007年には京都市が新しい景観政策を導入。
都心の幹線沿道地区で建物高さを45メートルから31メートルへ、職住共存地区で31メートルから15メートルへと引き下げた。


東京の都心には高さ100メートル(約30階)、150メートル(約45階)クラスの超高層マンションが林立している。

これに対して、京都の都心では31メートル(約10階)あるいは15メートル(約5階)以内のマンションしか建てられない。


その結果、地価に比べて、マンションの価格が大きく跳ね上がってしまうのである。




2014年7月、不動産情報サービスの東京カンテイが「新築マンション価格の都道府県別年収倍率」を公表しました。

これは、新築マンションの価格を専有面積70平方メートルの住戸に換算し、各都道府県の平均年収で割って、新築マンション価格が年収の何倍になるかを計算したもの。



以下がランキングです。


1位  東京都   年収倍率9.79倍
2位  京都府   年収倍率9.78倍
3位  神奈川県  年収倍率9.16倍
4位  兵庫県   年収倍率7.95倍
5位  千葉県   年収倍率7.91倍



東京都と京都府が突出。

京都の物件、首都圏や海外の富裕層が最近多く購入していると聞きます。

2020年の東京オリンピック開催が決定し、日本が注目される中、代表する観光都市「京都」は世界から高く注目されているようですね。



posted by ゴン at 22:23 | Comment(0) | 地名 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

京都式の住所表記

2015.01.25



『京都市の住所表記には2種類ある』

関西の方には広く知られている事実。
全国には知らない方も多いと思います。


京都府庁の公式ホームページ。
問い合わせ先として書かれている住所は下記です。



「京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町」



「下立売通り」と「新町通り」「西入り」を表記に加え、『下立売通新町西入』と書かれた部分が京都式です。



最初は取っ付きにくいですが、慣れれば場所を特定するのにとても便利。
府庁でも公式に使われるぐらい、今でもよく使われています。



京都式表記には下記の決まりがあります。


@交差点の通りを書く順番

「目的の場所」が面している通り名を先に書き、後ろに通り名から「通」を省いて書く。


A方位

交差点から「目的の場所」への方位を下記で書く。

•北へ行く場合は「上ル(あがる)」
•南へ行く場合は「下ル(さがる)」
•東へ行く場合は「東入ル(ひがしいる)」
•西へ行く場合は「西入ル(にしいる)」



つまり京都府庁の場合、下立売通りと新町通りの交わる交差点から西へ行った下立売通り沿いに(正門が)あるんだな、というのがわかります。



a1264655430436.gif




碁盤の目に整然と道路整備されている京都市中心部。
道路名さえ分かれば、町名の場所がわからなくてもある程度特定できます。


古都京都の伝統的な住居表示。
面白いです。



posted by ゴン at 19:00 | Comment(0) | 地名 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

JR大阪駅周辺

2015.01.27



JR大阪駅といえば、関西の玄関口。
日本トップクラスの乗降客数を誇っています。

すぐ近くには各私鉄や地下鉄の「梅田駅」があります。
地下鉄には近くに「西梅田駅」「東梅田駅」も。

さらに数年後にはJRが(仮称)北梅田駅を開業予定です。



これらの駅は地下街・通路でつながっていますが、地元民でも分かりにくくややこしい構造になっています。



veuithgt74jkglkj.jpg




たくさんの路線があるのは便利なのですが、もう少し駅がまとまって開発されるとわかりやすいと思うのですが、、、

迷路の様ですね^^;



posted by ゴン at 23:59 | Comment(0) | 地名 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする