先日、久しぶりに「キタ」に行きました。
↓もうクリスマスモードでした
「キタ」
関西以外の方にとってはわかりにくい表現ですよね^^
大阪に行ったことがないという方でも、「キタ」や「ミナミ」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?
しかし大阪の地図を見ると、「北区」はあっても「南区」はありません。
不思議ですネ・・・。
「キタ」
大阪駅、梅田駅界隈が大阪キタの中心的エリアです。
「ミナミ」
中心的エリアといえば、やはり道頓堀界隈でしょう。
「阪神タイガースが優勝した際に、えらい大騒ぎになった橋」といえば大抵の方は「ああ、あの……」とわかって頂けると思います。
ミナミの中心地、道頓堀は中央区になります。
なぜ「南区」でないのに「ミナミ」なのか?
実は、この中央区は1989年に東区と南区を合併して出来たものなのです。
東区は天下の台所として栄えた船場周辺を指します。
大阪商人のことを俗に船場商人と言うのですが「もうかりまっか」「ぼちぼちでんなぁ」の駆け引きは、この東区が主要舞台。
そして南区は、船場商人が仕事を終えて遊びに来るところでした。
つまり、食べて飲んで騒いだ遊び場が発展して町が出来上がったわけで、これが大阪ミナミの最大の特徴です

道頓堀を歩いているとチンドン屋とか陸上選手とかカニとかフグとか、やたらとハデで奇抜な看板が乱れ飛んでいますが、こういうのは遊び心を最優先した結果のようです。
ちなみに大阪ミナミの繁華街は集客数では劣るものの面積においては東京の新宿を抜いて日本最大の繁華街だそうですヨ。
大阪にお越しの際は、「キタ」と「ミナミ」の異なっている街を五感で堪能するのがお勧めです。

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