土地の歴史 旧土地台帳

2012.10.02

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ


物件購入時、必ずお世話になるのが「登記事項証明書」

登記事項証明書を見ると、所有者の情報以外に、その土地の歴史もわかります。
その昔、「畑」、「山林」、「田」であったことを一番よく目にするでしょうか。


ところで、土地の歴史は更にさかのぼって調べることが可能です。

「登記事項証明書」
 ↓
「閉鎖登記簿」
 ↓
「旧土地台帳」



私有財産として、土地所有権が認められるようになったのは明治6年の地租改正。

*『地租改正』

江戸時代までの米等による物納制度から、地租改正により、土地の価値に見合った金銭を所有者に納めさせる全国統一の課税制度に改めた。
所有者・所在・地目・段別・地価・地祖が明確化。



その後、明治22年頃に旧土地台帳が整備されたそうです。
と言うことは、この頃までは遡って調べることが可能ということです。

ちなみに現在の地目は23種類。→ 2010年03月20日 「地目の不思議」


旧土地台帳には、今では使われない下記のような地目もあったそうです。

郡村宅地、市街宅地、大蔵省用地、官有地、府県社地、郷村社地、招魂社地、野地、水面埋立地、土揚敷、稲干場、軌道用地、荒蕪地、荒地、死獣捨て場、監獄用地、行刑場(処刑場)

等々


なにやら恐ろしい地目もありますが。。。
収益物件なら、あまり気にしなくても良いでしょうが、自宅購入となると別。
調べる価値はありそうです。

そして意外と知られていませんが、
「土地台帳」は閲覧や写しの交付を何通請求しても無料!

通常の不動産売買ではほとんど日の当たらない旧土地台帳。
たまには遡って調べて見るのも面白いと思います^^



posted by ゴン at 18:10 | Comment(2) | 地名 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飛び地「北山村」

2014.05.02



47都道府県の場所や形。
小学校で習いますよね。

不動産賃貸業を行っていれば、所有物件付近の地理感は必ず付くものです。


ところで・・・、
村全体が飛び地になっている日本で唯一の場所。
ご存じでしょうか?

「和歌山県北山村」
和歌山県なのに四方を奈良県と三重県に囲まれています。



kitayamamura.gif



紀伊半島南部の山間部に位置していて、その村域の約97%が山林地帯。
山深い場所です。

歴史的に和歌山県新宮市との結びつきが強く、飛び地で残っているとか。


地名の由来にはそれぞれ物語がありますが、飛び地にも理由あり。
面白いですね。



posted by ゴン at 21:00 | Comment(0) | 地名 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

難解地名

2014.05.16



週末、如何お過ごしでしょうか?
先日、難解地名の記事を読みました。


これが読めたら天才かオタク!
「蛇穴」「神鳥谷」日本全国難読地名まとめ
2014/05/11 マイナビニュース


日本全国にあふれる難読な地名。
「なんでこの表記でこの読み方……!?」なんて疑問に感じることもしばしば。
今回は、動物の名前が入った難読地名を集めてみた。
あなたはいくつ読めるだろうか?
もし読めることができれば天才、いやむしろ漢字オタクというべきなのかもしれない。
もちろんいい意味でだ。
ということで早速ごらんいただきたい。


―麻布狸穴町(東京都)

まずは東京都港区から。都心の一等地にあるこの地名、目にしたことがある人も多いのでは? 答えは「あざぶまみあなちょう」。由来は、この地に生息していた猯(まみ=アナグマ)にちなんでつけられたそう。後に狸の字と混同され、狸穴(まみあな)と書かれるようになったとのこと。


―神鳥谷(栃木県)

かんどりだに……? と思いきや答えは「ひととのや」。読めるわけない! 同地には巫女と同義の「巫鳥(しとと)の巫」 が存在した。かれらは神に奉仕するという理由で、神鳥と表記されるようになり、地名も「しととのや」とされ、後に「ひととのや」に変わっていった。複雑な由来だが、どうやら昔神々しい土地であったらしい。


―蛇穴(奈良県)

こちらは奈良県にある「さらぎ」という地区。昔、この付近の山で修行するため、足しげく通う若者に村娘が恋をした。修行を妨げるので若者が応じなかったところ娘は嘆き、復讐のため森の中の穴に隠れたことから、この土地が蛇穴と呼ばれるようになったそう。ちょっと怖い由来だ……。


―象潟(秋田県)

かつて松尾芭蕉も俳句に詠み、「東の松島」 と呼ばれたこともある景勝地。答えは「きさかた」だ。かつての地形である「潟(小島)の形象」 いう意味でつけられたのが由来との説がある。どうやら動物の象は関係ないようだ。


―猿喰(福岡県)

福岡県にある同地の読み方は「さるはみ」。昔、大猿が作物を食い荒らしたために射殺したところ、その祟りがあったため、この地に祠を建てて霊を慰めたのが由来とのこと。


―猫実(千葉県)

なんともかわいらしいこの地名。答えは「ねこのみ」ではなく、「ねこざね」。鎌倉時代に、大津波で被害を受けた集落の人たちが堤防を造り、大きな松の木を植え、この松を波が越さないように願い、「根越さね」と言われたのが由来だそうだ。


―雄(徳島県)

最後はこちら。どこからどう読んでも……「おす」? ではなく、答えは「おんどり」。調べてみたものの、残念ながら由来を発見することはできなかった……。どなたか分かる人は、教えてもらいたい……。



さて、あなたはいくつ読めただろうか?
読み方だけでなく、由来を調べてみると、その土地柄の背景が見えてきて興味深い。
ちなみに由来には諸説あり、必ずしも正しいとは限らないため、その点はあしからず!

記事提供:CHINTAI情報局




みなさんは何個読めました?

私は・・・1個。
はっ、恥ずかしいです^^;

よい週末を^^



タグ:難解地名
posted by ゴン at 23:59 | Comment(0) | 地名 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする