都市銀行 融資基準がまた厳しく

2008.06.26



今日、三○住○銀行の融資担当者とTELで少し話をしました。

その中で衝撃の話が、、、

三○住○銀行のアパートローン融資基準が、またまた厳しくなるようです。


昨年12月に突然、自己資金10%以上、年収1000万円以上、金融資産1000万円以上の条件が揃っていないと本部稟議(この場合、かなり融資審査が厳しい)となりましたが、今回の改定では、これにプラスして、融資対象地域が三大都市圏(首都圏・中部圏・関西圏)に絞られるようです。


地方都市の物件でたまにある、収益還元評価額や積算評価額が売値より高い物件であっても、融資対象とならない可能性が高いのです。


他行が同様に追随するのかは不明ですが、これでは、今後ますます地方の収益物件は下落していきそうですね。。。

私が所有する物件の中で、札幌地区は収益還元評価で、土地値が安くてフルローンが出やすい地域でしたので、この数年でかなりのファンドが進出して、今や需要に対して完全に供給過剰状態です。

三○住○銀行が、本当に札幌を融資対象としないとすると、今後一気に値崩れしそうな予感がします。
同様に、仙台や福岡等の地方政令指定都市あたりも、、、



タグ:融資基準
posted by ゴン at 00:30 | Comment(8) | 融資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今後の金利動向2008.7

2008.07.22



私が現在所有している5棟ですが、いずれも下記のような条件で金融機関から融資を受けて購入しています。

札幌マンションA:15年固定金利
札幌マンションB:5年固定金利
長崎アパート:10年固定金利
大阪マンション:変動金利
兵庫マンション:変動金利


一応、固定金利と変動金利を組み合わせてリスクヘッジはしていますが、今後の金利動向によっては、大阪マンションと兵庫マンションの固定金利化も考えていく必要があります。

将来の金利予測は人それぞれ・・・
そして、また難しいですよね。

過去の金利推移を見ていると、1980年台後半からの急激な上昇がやはり特徴的です。

短期プライムレートが1年半の間に4.5%→8.25%と4%近くも上がっていましたね。

『あれはバブルが起こったからじゃないですか。』というご意見の方も多いと思います。
バブル時代の例外では無いのかといった意見ですね。

確かにそうなのかもしれません。

が、私の素人意見としては、8%という水準にすぐに上がってしまったことが問題なのではなくて、近年の金利が、政策という重しでゼロ近辺で動かなかった例外のほうを問題として注意しておくべきではないのかと思うのです。

長期に及ぶローンの返済期間中に、金利が今以上に上昇しないということはむしろ考えられないと考える方が妥当と思います。

欧米各国の長期金利を見ていると、大体4〜5%前後が多いです。

日本もこれぐらいの上昇は想定して考えておく必要があるのかなと思っています。

最近は、資源価格の高騰による「インフレ懸念」と米国経済の先行き見通しに暗雲が立ち込めたことによる「景気失速懸念」の両方が台頭してきています。

なので、当面はあまり変わらないかと思いますが、来年以降は、繰上返済の実施や固定金利化を検討していかないといけない時期が来るかなと思っています。

皆様は、将来の金利はどうなると思っておられるのでしょうか。

こんな事を考えていると、レバレッジは効かなくても、借入せず「現金」で戸建購入ってのもありですよね。



タグ:金利
posted by ゴン at 16:32 | Comment(5) | 融資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

借金について

2008.08.16

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」ブログへようこそ!


最近、いろんな方のブログで不動産投資のスタンスについて議論されていますね。

収益物件へのアプローチだけでも、
@激安戸建を探している方
A築古の超高利回り木造アパートを探している方
B資産価値の高い(銀行にとって)RC物件を購入している方

などなど、いろいろなやり方をみなさん実践されています。

私の場合はこの中で言えば、Bを実践している事になるわけですが、@やAを否定するつもりはありません。

むしろ、いろんな方の話を聞いたり読んだりすることで、いろいろな考え方に触れる事が出来て、すごく勉強になります。

ところで、Bを実践するに当たって、残念ながら私に資金はほとんどありませんでした。

なので当然、借金を利用する事になるわけですが、私がもっとも大きな影響を受けた金持ち父さんシリーズの著作で有名なロバート・キヨサキ氏は、借金について興味深いことを言われています。

『ニワトリ小屋の中の多くの人は、借金をしないのが賢いやり方だと思っている。金持ち父さんは私がまだ子供のころに、世の中にいい借金と悪い借金があることを教えてくれた』

さらに、こう続けています。

『いい借金というのは、きみを金持ちにしてくれる借金だ。悪い借金はきみを貧乏にする』

『借金が悪いもので、借金をしないのが、賢いやり方だと思っている人がニワトリ小屋の中にこれほどたくさんいる理由は、彼らの世界で自分たちが知っている唯一の借金が悪い借金だからだ』
(「金持ち父さんの予言」 p261)

では、
「よい借金」とは・・・

『私は、貯金するより借金をする。実際のところ、お金をたくさん借りて、不動産投資に注ぎ込む自己資金を少なくすればするほど、ROI(投資収益率)が上がる。
つまり、いい投資物件であれば、借りれば借りるほどお金が一生懸命働いてくれて、収益が増える』

『わかりやすく説明するために、ごく簡単な例を挙げてみましょう。
10万ドルの不動産をを買ったとして、価格の20%つまり、2万ドルの頭金を払い、8万ドルを8%の金利で借りて、経費をすべて払った後の利益が月々200ドルだったとする。この場合、ROIは約12%になる』

さらに・・・
続けてこのように語っております。

『一方、まったく同じ条件で、1万ドルつまり10%だけ頭金を払い、
90%にあたる9万ドルを8%の金利で借りると、月々の純利益は毎月約130万ドルまで下がるが、1万ドルの投資対する収益率は約15%になる』
(同 p312)

【借りれば借りるほど、お金が一生懸命働いてくれて、収益が増える】
これが借金する一番のメリットなのでしょう。

だからといって、これだけで借金を全肯定するつもりはありません。

その人それぞれの立場において、不動産投資をする目的やそのやり方によって、借金しなくても済むやり方があればそれを選択するのがベストだと思います。

もし借金をするのであれば、「良い借金をしましょう!」って事ですね。

そのためには、不動産投資に関連するさまざまな分野で日々勉強を怠らないで行きたいと思います。

私は、不動産からのキャッシュフローで経済的自由を得た上で、以前よりひそかに考えている不動産関連のビジネスモデルを始める事が将来の野望です。



タグ:借金
posted by ゴン at 22:12 | Comment(3) | 融資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする