居室っぽい部屋を、確認申請では「納戸」として申請する事があります。
居室っぽい部屋(=納戸)というのは、一見、
クローゼットや収納、窓があり、普通の部屋にしか見えません。
居室にしか見えないのに、なぜ納戸やサービスルームと表記されるのか?
敷地に余裕が無く、採光確保ができてないから、というのが多くの理由です。
居室は、採光・換気・排煙の3つの要件を満たす必要がありますが、
採光の確保が一番難しいです。
1棟新築賃貸マンションで、敷地に対して投資効率を追求すると、
どうしても採光が確保できず、やむを得なく「納戸」とする場合があります。
建築基準法上、最低限必要な室は4つ。
@寝室(居室) A便所 B浴室 Cキッチンつまり、一部屋でも採光確保できている部屋があれば、
それ以外の部屋は法的に全部納戸でもいいという事になります。
賃貸用2LDK間取りでは、多くが1室「納戸」になっています。
建築中の新築物件。
採光を確保するために窓の方向を変えた結果、出窓風になりました。

歪な形ですが、、、居室面積増えたので良しとしましょう^^
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